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見聞録、市政報告などのブログです。

里山フォーラム in 麻生

昨日は、恒例の里山フォーラム in 麻生が、市民館の大会議室で開催されました。
子ども達の発表は、岡上小は裏にある丸山での活動について、金程小は向原にあるくじらの森に関するクイズ、千代ヶ丘小は万福寺人参を、畑を耕すところから収穫までの報告と、万福寺人参を様々なレシピで食べた報告を行いました。
 そして東柿生小は、毎年、6年生が早野聖地公園で下草刈りから炭焼小屋での竹炭作りなど一年を通じて行う活動の様子を報告するのですが、必ず感想で発言されるのが里山の意義や必要性、守り続けるための意識です。私も里山の保全活動に何度か参加していますが、下草刈りの必要性などは、実際にやってみなければ実感できないと感じているひとりです。麻生区は、川崎市の緑の4割を保有する自然豊かな地域ですが、保全する人がなく、手付かずの緑地も多いことが課題となっています。ぜひ、子ども達に、下草刈りなどを継続的に指導し、体感で必要性を学ぶ取り組みを教育委員会には考えていただきたいし、里山保全活動をされている団体は、どこも高齢化が進み、若い世代の参入が少なく、活動を存続するための支援や、活動場所を広げるため新規の団体を立ち上げることも必須だと考えます。そのための支援策の構築や補助、それを取りまとめたり支援する道路公園センター等の人材や予算等手当ての拡充を議会で言い続けても、なかなか改善しないのは、どうすれば良いものか…頭を悩ませています。

木庭 理香子さんの投稿 2020年2月22日土曜日