お知らせ

見聞録、市政報告などのブログです。

緊急事態宣言

今日ついに緊急事態宣言が発出されました。
その様な状況下で川崎市の危機管理意識について疑問に思わざるを得ない出来事がまた明らかになりました。

明日10時から、市民ミュージアムの被災状況等に関する検証会議が行われます。会議の出席者は、市職員なので、ここに関して疑義はありません。この検証会議は、これまで3回開催され、いずれも局の都合で非公開でしたが、最終となる明日の会議は、先着16名に限定し傍聴を受け付けます。そのこと自体を知ったのが新聞報道ということも問題だと思いますが、平時であれば公開で実施することを否定しません。しかし報道発表したタイミングは昨日4月6日であり、すでに緊急事態宣言の発出が取り沙汰されていました。そこで、緊急事態宣言が発出された場合の対応は当然検討されているかと思いきや、全く無計画。急遽でも委員会で使用される会議室を使用しネット中継に切り替える事を検討すべきでは?と提案しても出来ない理由を説明に来る有り様。本気でやる気があり、市民や職員の安全のためにどうすればいいのかという視点で検討すれば、動画を撮り、YouTubeやSNS、市のホームページに貼り付けるなど、対応策が見つかるはずです。
いかに市民ミュージアムの水没が市民の関心が高く、市民以外の方からも市の対応に不満が生じているかも理解していない当事者意識の低さ。
万が一傍聴者が感染したら。
万が一の事態が起こった際に不要不急の外出自粛が要請される中、傍聴者を募って会議を開催した危機意識について市民はどう考えるか。
そうした様々な杞憂に対する市の対応に落胆と疲労だけが募った一日でした。