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緊急事態宣言が再び発令

新型コロナウイルス感染症について 緊急事態宣言が再び発令された初めての週末ですが、いかがお過ごしですか? ニュースを見ると都心の繁華街の人混みは、あまり変化がないようです。昨日、台湾のコロナウィルス感染症対策の検証をテレビ番組で取り上げていました。それによると、台湾では、一昨年末の時点で武漢の状況を把握し、昨年早々より武漢からの入国に制限や、マスクや消毒液等の確保に努めるなど、WHOの発表よりも相当早く対策を講じてきたというこです。 また日本の厚生労働大臣に匹敵する立場の方が毎日、報道発表と記者からの質問に時間無制限で対応し、国民からの信頼を高めてきたとのことです。 また国民からの意見、例えば、ある学生が『男子生徒は皆、青いマスクをしているのに、自分はピンクのマスクしか手に入れられず学校に行きたくない』という発信をしたところ、翌日の記者会見の場で会見者全員がピンク色のマスクを装着し、「色ではない、安全のためにマスクを装着して欲しい」と訴えるなど、発信するだけの一方通行ではない誠実な対応が国民の共感を生み、一体感が広がった結果、早期の制圧に繋がったとしていました。 一方、日本政府の対応は、情報発信方法も一方通行、医師会や専門家会議の意見は参考程度、国民の意見聴取は一切無し、緊急事態宣言等を発出するのも後手後手…と、コロナ禍に突入して一年近く経過しても一向に学習していないと言わざるを得ません。こういう時だからこそ、政府は、与党・野党関係なく、何が国民生活を守るために必要なのか、優先順位は何なのか、財政支出のあり方等、広く意見を集めて整理し、それらを元に決断するのが総理大臣の役目ではないのか、と私は考えます。またその一方で、東京都知事の意見には従うというのでは、国会議員の役割そのものも、ますます不信感が募る一方だと思います。 皆さんは、日本政府のこれまでの対応を、どう考えていますか?