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見聞録、市政報告などのブログです。

新型コロナウイルスワクチンの川崎市の接種体制について

1月21日に「川崎市のワクチン接種体制について」所管する健康福祉委員会で報告がありました。提供された資料の範囲内でご報告します。予防接種に係る実施体制の整備について国・県・市の役割(国)①ワクチンの確保 ②購入ワクチンの卸売業者への流通の委託 ③接種順位の決定 ④ワクチンに係る科学的知見の国民への情報提供 ⑤健康被害救済に係る認定 ⑥副反応疑い報告制度の運営 (県)①地域の卸売業者との調整(ワクチン流通等) ②市町村事務に係る調整(国との連絡調整・接種スケジュールの広域調整等) ③優先的な接種の対象となる医療従事者等への接種体制の調整 ④専門的相談対応(市)①医療機関との委託契約、接種費用の支払 ②住民への接種勧奨、個別通知(予診票・クーポン券) ③接種手続等に関する一般相談対応 ④健康被害救済の申請受付、給付 ⑤集団的な接種を行う場合の会場の確保等国による接種順位の考え方(案) 重症化リスクの大きさ等を踏まえ、まずは『医療従事者等』、次に『高齢者』、その次に『高齢者以外で基礎疾患を有する者』、『高齢者施設等の従事者』への接種し、その後『それ以外の者』に対し、ワクチンの供給量等を踏まえ順次接種接種体制の構築に向けた本市の取組状況(1)接種体制の検討◎ワクチンの接種順位・保管(取扱い)・供給量等を考慮した各種接種体制の検討・『集団接種』:市が指定する日時、場所において予防接種を実施する方法(集団を対象に実施)・『個別接種』:協力医療機関(病院・診療所等)において予防接種を実施する方法(本人が協力医療機関の中から選択)・『巡回接種』:巡回診療において予防接種を実施する方法(高齢者が入所・居住する社会福祉施設など)◎接種実施に向けて、市医師会をはじめとする市内の医療機関・関係団体等の調整(医療従事者の確保を含む)(2)接種会場運営訓練の実施 ①医療環境における訓練(医療従事者向け訓練) ・日 時:令和3年1月22日 ・場 所:市内の医療機関 ・対象者:市内の医療関係者 ・内 容:搬入・保管方法の確認・動線の確認等 ②非医療環境における訓練(国との共催) ・日 時:令和3年1月27日 ・場 所:川崎市立看護短期大学体育館(幸区) ・対象者:市職員及び市内の医療関係者 ・内 容:設営・受付・接種・観察・ワクチンの取扱い等今後の主なスケジュール(予定) ・令和3年2月 コールセンターの設置(一般的な案内・集団接種の予約・副反応の相談等) ・令和3年3月 医療従事者等の接種 /クーポン発送(高齢者) ・令和3年4月以降 クーポン発送(以降順次)/集団接種の実施・個別接種の実施・巡回接種の実施以上ですが、市は、安全かつ確実に、可能な限り無理なく速やかに、希望する市民にワクチンを接種できる体制の構築を目指して取組んでいます。新型コロナウイルス感染症については、変異種が静岡県だけでなく、東京都でも発見されたとの報道もあり、不安を抱えている方もいらっしゃると思います。新たな情報が入りましたら、またご報告いたします。