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見聞録、市政報告などのブログです。

川崎市議会 第2回定例会

昨日、川崎市議会 第2回定例会が閉会しました。昨日、一般質問した際の質問が、神奈川新聞「広域」の紙面に掲載されました。最初は、単純な話のつもりでしたが、調査を進めるにつれ、様々な課題や疑念が、芋づる式に出てきました。その最たるものが、平成28年8月に秘書課が実施した美術品の廃棄です。総額152万5千円に及ぶ絵画や木版画10点が「不用処分として」「廃棄」と記された書類が見つかったのです。詳細について当時の秘書課長に確認したところ「現時点では記憶にない」とのことで「ゴミとして捨てたのか」「廃棄と言いつつオークションで利益を得て手放したのか」はたまた「誰かが持ち帰ったのか」は、謎のままです。市民ミュージアムで水没した被災収蔵品の取扱いについても、「基本的に廃棄しない」としていますが、そもそも、その当時から、多くの方々から「川崎市は、作品を作品ではなく、モノとして扱ってきたから、こんな結果を招いたのだ!」という厳しいご意見を伺っていたので、改めて、共同の所有者であるはずの市民の皆様に申し訳なく思います。議会では、現在市のあらゆる施設で収蔵・展示している美術品を一元管理する学芸員の配置や、写真と一体化した管理手法の導入、また、それらを冊子化して市民に広く公開すること等指摘し、いずれも実施に向けた答弁をいただきましたので、引き続き注視していきます。