お知らせ

見聞録、市政報告などのブログです。

高校生からの問い合わせ

最近、私のホームページ経由で高校生からの問い合わせがメールで複数寄せられています。「女性が男性から受ける暴力を辞めさせる政策は何があるか」「女性が政治に参加しないのは、女性が政治に関心が薄いからなのか。どうすれば政治に関心を持たせることができるのか」「川崎市議会の女性議員を増やすには、どうすれば良いと考えるか」等など。

今日も、会って話したいという高校生からのリクエストにお応えし、関心のある課題に関する資料等を用意して2時間ほどお会いしました。その際に、せっかく足を運んでいただいたので、議場の見学もしてもらいました。

今日来てくれた高校生も、メールで問い合わせて来てくれた生徒さんもそうですが、行政の施策や女性議員が増えない理由に疑問を持ち、政治家に直接問い合わせる行動を取る考えなど、自分が高校生の時には微塵も考えなかったことを恥ずかしく思い、一生懸命、誠心誠意お応えしました。

例えば、暴力に関しての質問では、暴力は決して男性から女性だけに振われるものではなく、女性が振るうケースも沢山ある。では、なぜ人は他人に対して暴力を振るうのか。
→その人が、暴力を受けて育っていないか。
→その人は、誰から暴力を受けて育たなければならなかったのか。
→親だった場合、なぜ親は子に暴力を振るわなければならなかったのか。
→その親は、その人自身が貧困などの生活環境に苦しんだり、悩んだりしていないか。配偶者等から暴力を受けるなど被害を受けていないか。孤独感に苦しんでいないか

という原因を探り、対策としては
現在、暴力を振るう人にカウンセリングを実施するなど、心のケア等を行う機会の提供や、親が子に暴力(虐待)しないよう、社会との繋がりや啓発を行う。
また、妊娠中や産後の女性はホルモンバランスの崩れから、心と身体が不安定になりやすいため、産後、虐待や、鬱を発症する可能性を事前に察知し、支援する体制を整えることも行政や政治ができることだと私は考える、というような内容を、(ここでは、ざっくりとした説明で失礼しますが)答えました。