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今日から衆議院議員選挙

いよいよ今日から衆議院議員選挙が始まりました。笠ひろふみさんは、7期目を目指して出馬しましたが、今回の選挙は、笠さんのこれまでの3500回を超える駅頭活動の成果ともいえますが、本当に多くの学生ボランティアが、自ら申し出て支えてくれているということです。

お父様を14歳の時に病気で亡くされた笠さんは、福岡県の修猷館高校と慶應大学を、奨学金を得て卒業してきました。今、日本の大学生は2人に1人が奨学金を得て就学している状況です。また、コロナ禍で、食べるものにも困る学生にフードバンクで支援する取り組みが報道されていましたが、驚くほど多くの学生が困窮していることが明らかになりました。日本は、いつの間に、これほど貧しい国になったのでしょうか?

奨学金を返済するため、卒業後は社会に出た途端に借金の返済が始まります。
そのため、結婚ができない若者も多く存在し、少子高齢化の原因になっていると、ようやく最近言われるようになってきました。

笠さんは、こうした自身の経験から、「家庭環境により受ける教育に差を生じさせてはいけない!」「奨学金という名前の借金を背負って学ぶ、お金がかかり過ぎる日本の教育を変えたい!」 など、強い信念を持ってこれまで努めてきました。その成果の一つが、民主党政権時に実現した高校授業料無償化です。当時は、所得制限なしで実現しましたが、自民党に政権移行後は、早々に所得制限が設けられています。

しかし、我が家もそうでしたが、高校生は授業料以外にも、部活の道具代、遠征費、塾代など授業料以外にも多くのお金がかかります。今年から導入されたギガスクールのタブレットさえ、4〜5千円程度のレンタル料が高校生は必要です。

僅かな所得差で、同じ教室内に、恩恵を受けられる学生と受けられない学生を作るべきではない。『こどもは社会で育てる』『チルドレンファースト』が、民主党政権の理念でした。昨日、日本記者クラブで行われた党首討論を見ていたところ、当時は『ばら撒き』と批判していた公明党の党首が、「こどもは社会で育てる」と全く同じことを発言して驚きましたが、そうなんです!10年以上前から、私たちが指摘してきた通り、直ぐに取り組まなければならなかった課題なのです。

こうした政策に、実感を持って取り組める政治家は、一体、どれほどいるのでしょうか? 2世、3世の政治家が、やたらと政権の中枢にいる昨今、生まれた時から、親や祖父が大臣経験者、恵まれすぎる家庭で育った人たちに、庶民の日常が理解できるのでしょうか?お金がない苦しみが理解できるのでしょうか?困っている人々に、真に寄り添った政策が作れるのでしょうか?私には甚だ疑問です。変えましょう!みなさんの力で!