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見聞録、市政報告などのブログです。

年内最後の駅頭活動

今日は年内最後の駅頭活動を行いました。始めた当初は、スーツ姿で大丈夫でしたが、日が暮れ始めた途端に急激に寒くなって、コートを着ずにはいられませんでした。ところで、10万円給付ですが、川崎市では、まずは対象となる中学生以下の方に、明日12月27日、10万円が一括給付されます。それ以上の18歳以下のみなさんには、1月中に申請用紙が郵送され、2月以降の振込になります。本市における10万円給付の対象者は、11万5千世帯、18万3千人です。一方、対象外の方は5万4千人、約2割です。私の元にも市の裁量で10万円給付してもらえないかという問い合わせをいただきますが、単純計算で54億円となるため難しい状況です。こうした状況下ですから、一括給付にすることで振込手数料の1265万円が節減できたことは評価しますが「5万円給付」から「10万円現金で一括給付に変更」という通知を789万6千円かけて再度行うことに納得できません。担当局に「再度お知らせを送付しなければペナルティの対象になるのか」尋ねたところ、「そうではない」とのことだったので、送付の必要性を再検討した方がいいと訴えましたが叶いませんでした。いずれにしても原資は税金ですから「国のペナルティ」というのも変な話です。そもそもこの給付は、教育支援なのか、子育て支援なのか、生活支援なのか見えにくい仕組みに収まってしまいました。世帯収入が1800万円以上あっても対象になるのに、一人が960万円以上あれば対象外というのは、どんな理屈を考えても理解できません。いかに無駄を削減し、また受益と負担の公平性を担保し、納税者の方が納得できる仕組みを構築しなければ、納税義務を果たす国民が減らないとも限りません。ふるさと納税も然りです。私たちも市税の使途については厳しくチェックしていかなければならないと改めて強く思いました。