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ワクチン接種に関する情報

先週金曜日に記載したワクチン接種に関する情報です。特に小児用ワクチンに関する情報が市民の皆様に伝わっていないことを実感します。
小児用は、決して大人用を薄めたり量を減らして接種する訳ではありません。
ファイザー社が、大人用とは容量・濃度・保管方法・使用期限も異なる小児用を製造し、それが今月、国の分科会で承認され、2月から輸入を開始、3月から自治体への発送が始まる見込みということです。

また、接種場所も自治体によって対応が異なりますが、川崎市では、小児科での接種を前提に体制を整えています。小児の場合、まだ他のワクチンを打つ必要がある年齢も含まれることもあり、母子健康手帳で間隔等を管理する必要があるためです。

また、大人用についても、今回の輸入量は、ファイザーとモデルナが55対45の割合となっています。国からは4月以降の配分についても全く示されていないことから、ファイザーを打ちたいと思って待っていても打てない可能性があります。
前回、モデルナは、強い副反応が話題となりましたが、今回は、半分の量で接種します。それでもファイザーよりは若干多いので、効果が低下する心配はないということです。
川崎市では、25日から集団接種会場での3回目接種の予約を開始しましたが、モデルナを使用するためか、予約率が低いということです。
まだまだオミクロン株の流行が収まらない状況が続いています。重症化が懸念される年齢の方や、基礎疾患のある方は、ブースター接種も推奨されていますので、集団接種会場でのモデルナ製ワクチン接種を検討されてはいかがでしょうか。