しんゆり芸術祭アルテリッカ

今年もまた、しんゆり芸術祭アルテリッカの季節がやってきました♪ すっかり麻生区新百合ヶ丘のゴールデンウィーク恒例行事として定着しましたが、それもそのはず、今年で14回目となるそうです。　昨年、一昨年は観客を極端に減らしたり、オペラ公演なのに舞台セットもなく、フェイスシールドを着用して演じるなど、コロナ禍で苦戦されていました。が、今年は舞台セットも通常通りで、やっと少しコロナ前に近づいた気がしました。今日は、オープニング記念のオペラ公演「イル・カンピエッロ」を観てきました。例年、メジャーなオペラの演目が上演され、思わず口ずさみたくなる曲もありますが、今年の「イル・カンピエッロ」は、初めて聴く曲ばかりでした。1936年に初公演されたコミカルな演目で、ドイツでは頻繁に上演されるそうで、母親役を女装で演じるのは演出ではなく台本通りだそうです。たまたま、昭和音大の理事長の隣りに座りましたが、理事長が大好きな演目ということで、例年、アルテリッカでのオペラ公演は2日間ですが、今年は3日間にさせてもらったということです。オペラの公演を見ながら笑っていいものか悩みましたが、自然に笑い声が出てしまうコミカルな演目です。明日23日、明後日24日と昭和音大のテアトロジーオ・ショウワで上演されますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。