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見聞録、市政報告などのブログです。

歩道橋の新設、ようやく前進

私が、まちづくり委員会委員長を勤めていた当時、地元町会や、小学校保護者などから要望をいただいていた万福寺歩道橋の新設が、ようやく前進するとの報告を受けました。この交差点は、以前、小田急線の跨線橋を降りた小学生が勢いで車道に飛び出し、車にはねられるという事故が数回発生した場所です。その後、道路拡幅に伴い広い歩道が設置されたので、飛び出す事故は起きていませんが、マンション群から小学校に向かう通学路となっており、歩道橋の新設と狭い跨線橋の拡幅が周辺住民から多く寄せられていました。要望を受け、跨線橋の所有者である小田急電鉄とも調整が終わり、計画案が示されたのです。ただし、今年から来年度は実施設計のため工事は令和6年から開始され、完成まで2年かかる見込みなので、できるだけ早く完成することを目指して欲しいと改めて要望しました。新しい歩道橋は、跨線橋と一体型で、幅員2メートルとなり、これまでは雨が降ると小学生でも、すれ違えない状況からは改善されます。ただ残念ながら警察とも協議した結果、据え付ける歩道の幅員を考慮し、エレベーターは設置できず、その分スロープが付くとの説明です。しかし、多様性を掲げる川崎市で、車いす利用者の利便性が考慮されない公共建築物が、今でも設計されることについて疑問を感じざるを得ません。