太陽光パネルのリサイクル

環境委員会で、臨海部にある太陽光パネルのリサイクル企業　東京パワーテクノロジー株式会社へ視察に行って来ました。2月に開会する議会で川崎市は、太陽光発電設備の義務化を上位23社のハウスメーカーに求める議案提案を予定しています。設置を求める以上はリサイクルなど処分体制についても確認する必要があるため、すでに太陽光パネルの解体・リサイクルを実施している同社の実績を拝見しました。処理能力は1日480枚、9.6 t のパネルを、アルミ製枠、ガラス、銀など金属と分類する作業を1枚当たり数分で仕分けるということです。今はまだ、パネル設置から20年以上経過した企業や、雪害や浸水など災害で破損した太陽光パネルの処理が主であり、家庭用は少ないということですが、リサイクルを的確に進めるためには、解体事業者や、電気工事等を扱う企業など、関係団体に理解していただくことは必須と考え訴えました。