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見聞録、市政報告などのブログです。

車座集会

今日は朝から大忙し。朝一番から、区役所ホールで、第56回市長と市民が意見交換する車座集会が開催されました。テーマは「新百合ヶ丘駅麻生区に周辺の公園等を有効活用した協働のまちづくり」本社を置くアジア航測株式会社や自治会会長、公園管理運協議会など、地域で緑地保全等に取組む団体等代表等、麻生中学校の生徒会長他2人の学生が参加し行われました。中学生は、公民の「地方自治」の授業で麻生区の地域課題解決をテーマに授業を実施し、中学3年生4クラスから24の提案が出され、そのうちの3テーマが報告されました。そこには「クイズ型ゴミ箱」の設置、「地産地消のキッチンカー」をはじめ、「世代間交流の重要性」についても発言がありました。さらに「この授業の前までは、中学生では何も変えられないと思っていたが、中学生だからできること、中学生にしか発想できないことがあると知った」という発言に感銘を受けました。昨年末の議会で私は「地域の担い手として避難所運営に、常に地元にいる中学生の力を得るため、希望者には訓練や話し合いに積極的に参加してもらう」ことを求め、危機管理監から積極的な意見を答弁いただきましたが、今日の中学生たちの発表では、清掃活動はじめ、地域活動に積極的に関わりたい意思があることを知りました。一方、「ボランティア活動に友達と参加する意思はあっても、個人でというのは難しい」「清掃するだけでは興味を惹かれないから、収穫など、ある程度のリターンは必要だと思う」という率直な意見も知ることができました。他にも、緑地や緑道の暗さに関する課題提起など、まさに私が今議会で取り上げている課題を挙げていて、大変興味深く拝聴しました。