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見聞録、市政報告などのブログです。

川崎市民ミュージアムの移転先

令和元年東日本台風で水没し、12万点近くの絵画、雑誌、漫画、写真など、川崎市にしかない貴重な作品の数々が失われてしまった川崎市民ミュージアム。
先日、この移転先が生田緑地に決まったという新聞報道があった影響か、私のところにも多くのお問い合せをいただいておりますので、3月10日(金)の文教委員会資料で公表されている内容をお伝えします。
正確には生田緑地内ではなく、バラ園の隣接地になります。
移転予定地が決まっただけで、令和5年度に新たなミュージアムの基本計画の策定、令和6年度に新たなミュージアムの管理運営計画を策定してからなので、実際に開業するのは10年近く先になるようです。
私たち会派は、これまで何度も、水没したミュージアムの建設地は、水没の心配のない生田緑地を求めてきました。

さらに、等々力緑地をスポーツの聖地として、生田緑地を文化芸術の聖地と位置づけ、機能を分けることを求めてきたので、ようやく実現に向けて動き出したのでホッとしています。

ちなみに、水没した市民ミュージアムの跡地には、屋内プールを含め、インクルーシブ体育館が整備される予定です。これも、他都市のように障がい者が特性に合ったスポーツができる施設を求め続けてきましたので、前向きに捉え、より要望に添った施設の実現を目指して参ります。

今後も、それぞれの施設で、基本計画や管理運営計画が策定されますが、哲学や魂がこもるよう、しっかり注視して参ります。